『ワーキングメモリと日常ー人生を切り拓く新しい知性』(T.Pアロウェイ+R.Gアロウェイ編著、湯澤正通+湯澤美紀監訳)には、ワーキングメモリトレーニングの効果について述べられている箇所があります。
様々な条件などを加味したうえで端的にまとめると
『有望なトレーニングである』
ということです。
そしてその『一般的な効果は、就学前の定型発達児から小学生、青年、高齢者まで幅広い年齢層で見られるということです。ワーキングメモリトレーニングはADHD、学習障害、統合失調症といったワーキングメモリに障害を抱え、特別な支援が必要な人たちにも効果的であることが実証されている。』と書かれています。
追跡調査を含め、まだわかっていないことも多々ありますが、私たちはここに希望を持ち、トレーニング教材の開発などに取り組んでまいります。