学習法

103.語彙学習の2つの方法②

『シリーズ国語授業づくり語彙』(監修:日本国語教育学会)では、「語彙学習の方法論」として語彙学習の二つの方法が紹介されています。「取り立て指導」と「取り上げ指導」です。 「取り立て指導」については、前回のコラムで取り上げ […]

102.語彙学習の2つの方法①

『シリーズ国語授業づくり語彙』(監修:日本国語教育学会)には「語彙学習の方法論」として語彙学習の二つの方法が紹介されています。それは「取り立て指導」と「取り上げ指導」です。 「取り立て指導」とは語彙としての特徴を学ぶ機会 […]

100.耳栓をして音読

子どもたちが学習をする際に「音読」が有効であることは様々なところで語られています。 学習は脳内で行われますので、脳を活性化させることが大切です。まず、「音読」により脳の前頭前野が活性化することがわかっています。前頭前野は […]

99.算数の「つまずき」チェック問題

一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会が「算数のつまずきチェック問題」を無料で公開しています。 パターン学習で培った算数の力は、小学4年生あたりで「カベ」にぶつかる場合があり、それは「算数の基礎」が養われていないことが […]

97.人間の能力を低下させる「脅威」

Harvard Business Review の記事『自分の脳について無知なままでは、不確実性に対処することはできない』では、不確実性が増す日常において、それが生み出す脅威が人間の能力を低下させる、と分析しています。 […]

96.関連づけできる記憶

『Appleのデジタル教育』(かんき出版)の一節「関連づけできる記憶」には次の記載があります。 2014年、スタンフォード大学医学部で、年齢が異なる子どもの算数問題の解き方に関する調査が実施されました。すると、小学校低学 […]

95.漢字の「読み」と「書き」

『教室の中のワーキングメモリ』(河村暁、明治図書)には、漢字の「読み」と「書き」について以下のようにわかりやすく解説されています。(一部表現を変えています) 日常生活や学習の中では様々な種類の情報を一時的に記憶することが […]

94.音読(すらすら読めること)は学習の前提

文部科学省のホームページには「音読」について多くの情報が公開されています。文部科学省「音読」のページ「すらすら読み」の箇所を以下にまとめました。 すらすら読めることは「学習の前提」であり、すらすら読めること自体が国語学力 […]

92.より良くワーキングメモリを働かせるために

学研が公開している、知育にまつわるお役立ち情報サイト「りんごちゃんのおけいこラボ」に『小学校入学準備に勉強よりも大切な力とは?』と題したコラムが掲載されています。 りんごちゃんのおけいこラボ これは、当社のスタッフであり […]

91.オンライン学習で学びを深める

自宅ではなかなか勉強が続かない…集中が続かない…こうした保護者様の悩みは「永遠の課題」のようです。 こうした悩みに対するひとつの解として「オンライン」での学びが広く認知され、その強みを生かして家庭(自宅)学習を加速させ、 […]

90.「思考のレベル」を評価する時代へ

『受験と進学の新常識』(おおたとしまさ著, 新潮新書)には、「世界標準の思考力」として首都圏中学模試センターが公開している「思考コード」が紹介されています。 知識や思考力という概念に枠組みを与える試みとして海外(特に欧米 […]

87.知識の「量」と「活用」

大学入学試験の「共通テスト」が変化をしています。下は、2021年「共通テスト」の英語科の問題です。英語科では、従来の発音や単語の問題は出題されなくなっています。 変化した一例が以下のスマホによるメールのやり取りです。bl […]

86.テストは記憶の定着を促す

あることを正確に覚えているかどうかを調べる記憶テストは、私たちが既に学んだ内容を長期記憶から呼び出す(想起する)練習になるため、効果を持つのです。 このテスト効果はレディガーとカルピックによって報告されています。大学生を […]

85.PISA2021 Creative Thinking Framework

学習到達度調査(Programme for International Student Assessment, PISA)は、経済協力開発機構(OECD)による国際的な生徒の学習到達度調査のことです。15歳の生徒を対象に […]

84.成績アップに「音読」を

『国語を得意にするうえで最も重要なこととは何でしょうか? それは、最後まで文章を読みきることです。国語の読解問題では、文章の内容を正しく読み取り、設問に正しく答えることが求められるからです。しかしすべての受験生が読解問題 […]

80.AI時代を生きるための『読解力』とは

国立情報学研究所新井紀子氏の教育再生実行会議資料である以下のデータがインターネットで公開されています。 AI時代を生きるための『読解力』とは 新井氏は、ビジネス書大賞2019大賞受賞となった『AI vs 教科書が読めない […]

78.ワーキングメモリの個性に合った「間違い直し」

「1辺が12cmの正方形と面積が等しい長方形をかきます。長方形の縦の長さを8cmにすると、横は何cmにすればよいでしょう。」という算数の問題にお子様(生徒様)が不正解だったとします。 そのお子様(生徒様)に、どのように間 […]

76.読解力の指標と分析に関するレポートVol.5

Webトレーニングシステム『読む蔵』(小学4年生~高校3年生対象)を受講している全国の子どもたちのデータをまとめました。Vol.5となります今回は【小学4年生】の結果です。 『読解力の指標と分析に関するレポートVol.5 […]

71.読解には知識が不可欠

背景知識は、他の人が話していることや書いたことを理解するための助けになります。 知り合いの人からメールで「あなたの娘さんが”イェグ”と付き合っているみたい」と言われても、”イェグ”という言葉が長期記憶になければ話が理解で […]

70.語彙力を育む

こどもの読解力を高めるには、「語彙力」と「ワーキングメモリ」がカギとなります。「語彙力がカギ」とは「語彙の量を増やす」だけではありません。 「語彙力」を以下の4つに分類して捉えることが大切です。(引用:『語彙-言葉を広げ […]

69.人が最も効率よく学習できる三条件-ミネルバ大学から-

サンフランシスコに拠点を置き、「21世紀最初のエリート大学」として設立されたミネルバ大学(Minerva Schools at KGI)は、以下の特徴があります。 ・校舎がない・教師は講義もテストもしない・授業は全てオン […]

66.「意味調べ」の意味

こどものみならず、私たち大人も日常的に「意味調べ」をしています。 しかし、大人のそれは、辞書を使っての「意味調べ」とは異なり、Yahoo!やGoogleの「検索キーワード」を使い、短時間で「答え」にたどり着くための「意味 […]

28.読解に関するオンラインセミナー

7月23日(金)19時30分から20時30分に、株式会社全教研主催のオンライン講演会が開催されます。『子どもたちの読解力をデータ分析して見えたこと』と題して、当社本部長の秦がお話をさせていただきます。 小学生から高校生を […]