子育て
33.ワーキングメモリとメタ認知
広島大学大学院の湯澤正通先生と福丸奈津子先生の研究によると、『学年が上がるにつれて、ワーキングメモリの容量が大きい児童と小さい児童の間の自己評価の差が大きくなり、ワーキングメモリの容量が小さい児童は、自分のことを過大評価 […]
32.感情を表す言葉
人は、感情を表すことばが豊富であればあるほど「自分が今どのような感情にあるか」を表現することができます。自分を見つめる、自分と向き合う表現を知り、その語彙を持つということはとても大切なことです。 「悲しい」という言葉一つ […]
30.声に出して速く読む
文章を速く読めるということはとても魅力的なことです。超長文化される傾向にある入試においては、特に目を速く動かして制限時間内に文章を読み取ることが求められます。 一方で、小学校の特に低学年期においては「声に出して、速く正確 […]
29.四技能の「読む」
国語学習においては、国語という教科名にとらわれず、言語活動として「聞く」「話す」「読む」「書く」の四技能の視点から考えることが大切であるという趣旨のお話を先日のセミナーでしました。 当社が提供するWeb学習システム『読む […]
27.中学教科書改訂
中学校での教科書改訂が行われます。詳細は別の機会にご紹介をしますが、こと英語につきましては大きく変わるようです。小学校では既に英語の学習が始まっており、その内容を踏まえて中学校では英語の語彙量、文章量が増えるようです。 […]
26.湯澤正通先生によるオンライン講演会
2020年7月4日(土)19:30~20:30 広島大学の湯澤正通先生によるオンライン講演会を開催します。全教研と一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会(事務局:インフィニットマインド)の共催です。 『学びの個性を把握 […]
25.一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会
広島大学大学院人間社会科学研究科教授の湯澤正通先生を代表理事とする一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会(EWMO: Education and Working Memory Organization)がこの度設立され […]
24.ワーキングメモリは「瓶のふた」
ワーキングメモリは『瓶のふた』に例えられます。この『瓶のふた』の大きさは人それぞれです。ふたが大きな人もいれば小さな人もいます。 ふたが小さい子ども(ワーキングメモリが小さい子ども)には一度に情報を詰め込まない、という配 […]
23.ご家庭でのWi-Fi環境
緊急事態宣言は解除されましたが、早くも第二波の心配が出ています。再び学校等へ行けなくなる場合に備え、家庭でのWi-Fi環境の見直しもしておかれると良いかもしれません。最近はネットにつながりにくいという家庭も多いようです。 […]
22.フォントで変わる「読む力」
大手フォントメーカーの株式会社モリサワによると、同社の「UDデジタル教科書体」のフォントを使って学習効果を測定したところ、こどもの読みの速度が約9%改善されたそうです。 以前の教科書体は毛筆の楷書体に近い字形で、線には細 […]
21.Digit Span(デジットスパン)課題に挑戦!②
Digit Span(デジットスパン)は、『読み上げた数字を順番または逆順に復唱する』課題です。学習の基礎能力であるワーキングメモリの力をはかる簡単なものです。 今回は【文字編】です。 インフィニットマインドの脳力道場プ […]
19.ワーキングメモリと「聞き取る力」
『子どもたちに何かを学ばせたい時、こちらの意図をくみ取ってほしい時、「よく聞いておぼえてね」「しっかり話を聞いて」「言われたとおりにやってね」と言います。 ところが聞きたい、覚えたい気持ちが子どもにあったとしても、 ・聞 […]
18.「プログラミング道場」からのチャレンジ問題
みなさん、こんにちは。 不要不急の外出の自粛などが要請されている中、ゴールデンウィーク明けに学校が始まることを楽しみにしているお子様も多いことと思います。 今日は私たちから、お子様向けに少し変わった問題を出題しますので、 […]
17.緊急事態宣言の発令を受けて
本日、緊急事態宣言が発令されることになるようです。私たちの活動拠点は福岡市ですので、厳粛に受け止め、その対応に追われた午前中でした。 人と人との接触機会を減らすことが感染拡大を防ぐ一手ですので、子どもたちを預かる教室事業 […]
16.「線を引く」から見えること
大森修 著の『個別支援に応える算数ワーク図形編』には、図形を書くことの大切さを以下のように解説しています。 『例えば、定規を当てて線を引くとき、 ・線の途中で定規から鉛筆が離れて直線にならない・線の途中で定規が動いてしま […]
15.リスニングスパンテスト
次の文を読み、それが”正しい”か”まちがっている”か、答えてください。 1.バナナは水中に生えている: 正しい/まちがっている2.花はよい匂いがする: 正しい/まちがっている3.犬は4本足である: 正しい/まちがっている […]
14.協働的な学び-役立つロボットを考えよう-
本日ご紹介する動画は、さまざまなロボットを開発してロボティクス分野の最先端を走っているBoston Dynamics(ボストン・ダイナミクス社)の動画です。 これは、荷運び用に開発されているモデルで、荷物の山の手前に設置 […]
13.『脳科学の知見に基づく国語科授業の進め方』
『脳科学の知見に基づく国語科授業の進め方』(明治図書)に以下の記載があります。 『今、「脳科学の研究」が進み、「脳科学の知見」をかなり得ることができるようになった。それゆえ、これまで全く見えなかったブラックボックス状態の […]
12.語彙量の少ない子どもへの語彙学習支援
『ワーキングメモリと教育』(湯澤正通・湯澤美紀編著)には、次の2名を対象とした語彙学習支援を行い、その効果を検証した事例が紹介されています。 ・言語的短期記憶とワーキングメモリが共に小さい小学三年生のA児 ・言語的短期記 […]
11.保護者様向けセミナー『読解力向上に必要なこと』
少し先のお話ですが、3月1日(日)13時~14時半 全教研伊都教室にて表題のセミナーを開催させていただくことになりました。対象は、小学生、中学生のお子様がいらっしゃる保護者様です。 同テーマで2年前に薬院教室で開催したこ […]
10.ワーキングメモリのトレーニング
『ワーキングメモリと日常ー人生を切り拓く新しい知性』(T.Pアロウェイ+R.Gアロウェイ編著、湯澤正通+湯澤美紀監訳)には、ワーキングメモリトレーニングの効果について述べられている箇所があります。 様々な条件などを加味し […]
9.『2020年版子ども向けプログラミング教育関連サービスカオスマップ』
『2020年版子ども向けプログラミング教育関連サービスカオスマップ』が本日公開されました。 コエテコbyGMO プログラミング教育を提供する様々な企業様がおられますが、今回のこのマップに当社の『プログラミング道場』も掲載 […]
8.睡眠は健やかな成長の源
厚生労働省の生活習慣病予防のための健康情報サイトには、子どもの睡眠の問題についての情報が分かりやすくまとめられています。 最近は、寝るべき時間に眠らない、眠くても眠れない子どもが増加しており、4~5人に一人は、睡眠週間の […]
7.算数障害
算数障害は、学習障害の「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」という領域の中で 「計算する」「推論する」に困難がある者にあたります。 算数・数学は、お金、時間や距離、早さなど、日常生活に身近でありながら抽 […]
6.後天的には、第二外国語の能力は母国語の能力を超えない
『AI時代の読む力』(宝島社 出口汪・木村達哉著)に『後天的には、第二外国語の脳力は母国語の能力を超えない』と書かれた一節があります。国語教育及び英語教育に必要な視点であるとあらためて考えさせられました。 大学入学共通テ […]
5.多種類の読書で学力向上
ベネッセ教育総合研究所による小学生の読書に関する実態調査・研究『幅広い読書が「思考力」や「創造性」にプラス効果』によると、様々な種類の本を読むこどもほど学力が向上することがわかったことが公開されています。 同社のサイトか […]
4.Kidz Tech Centre in Malaysia オープン!
2019年12月1日(日) マレーシアのDream EDGE社、㈱全教研、㈱インフィニットマインドが共同で教育センター 『Kidz Tech Centre』を設立し、そのオープニングセレモニーを開催しました。 当日はマハ […]
2.加賀RoboRAVE国際大会出場!
当教室に通っている生徒で『RoboRAVE九州大会2019』の覇者2名が 石川県加賀市で毎年開催されている『加賀RoboRAVE国際大会2019』に出場しました。 加賀RoboRAVE国際大会2019 部門別、競技別での […]