子育て
78.ワーキングメモリの個性に合った「間違い直し」
「1辺が12cmの正方形と面積が等しい長方形をかきます。長方形の縦の長さを8cmにすると、横は何cmにすればよいでしょう。」という算数の問題にお子様(生徒様)が不正解だったとします。 そのお子様(生徒様)に、どのように間 […]
77.「やりっぱなし」と「やらせっぱなし」にならぬよう
下の図は、Webトレーニング『読む蔵』に取り組んだ小学4年生の2021年4月から7月の推移です。満点を取るまでに国語の文章の「本文と問いを行き来した回数」です。 回数が多いほど「行き来した回数」が多いため、効率の良い読み […]
76.読解力の指標と分析に関するレポートVol.5
Webトレーニングシステム『読む蔵』(小学4年生~高校3年生対象)を受講している全国の子どもたちのデータをまとめました。Vol.5となります今回は【小学4年生】の結果です。 『読解力の指標と分析に関するレポートVol.5 […]
75.オンライン学習
お子様の教室・スクールを検討する際、保護者の方々は足を運ぶことができる距離的・時間的範囲で教室・スクールを選んでこられたことと思います。 しかし、コロナ禍において「オンライン学習」という新しい学び方に多くの人が気づくこと […]
74.「わかりやすいこと」と「ワーキングメモリを使うこと」
公教育の現場等において、「ワーキングメモリを使うこと」が少なくなっているようです。ここでは、それが良い、悪い、という話をするものではありません。 公教育の現場等では、先生方は、複数のそして様々な子どもたちの価値観や特性に […]
73.「読解力」「思考力」「表現力」を身につけるために
子どもたちの学習に携わる私たちにとって、学校教育の方向性を知ることも大切です。 新学習指導要領が既にスタートしていますが、学校教育法では、以下が定められています。『第30条 2 前項の場合においては,生涯にわたり学習する […]
72.学習は「入力」と「出力」の繰り返し
養老孟司先生の動画 こちらの動画では、私たち「教育」に関わる者にとって、とても大切なことが養老孟司先生から語られています。 ・「入力(インプット)」は五感から・「出力(アウトプット)」は運動で入力と出力の間に脳を中心とす […]
71.読解には知識が不可欠
背景知識は、他の人が話していることや書いたことを理解するための助けになります。 知り合いの人からメールで「あなたの娘さんが”イェグ”と付き合っているみたい」と言われても、”イェグ”という言葉が長期記憶になければ話が理解で […]
70.語彙力を育む
こどもの読解力を高めるには、「語彙力」と「ワーキングメモリ」がカギとなります。「語彙力がカギ」とは「語彙の量を増やす」だけではありません。 「語彙力」を以下の4つに分類して捉えることが大切です。(引用:『語彙-言葉を広げ […]
68.教科書に出てくる「語数」
『国語教師のための語彙指導入門』(鈴木一史著 明治図書)は、子どもたちの語彙力について、データに基づいて定量的に分析がされています。 第一章の「言葉と語彙」には、小学校1年生から高校1年生のすべての科目の教科書を調査した […]
67.子どもの「手書き離れ」
こどもたちの文字が薄いために、小学校で鉛筆の濃さの指定をHBから2Bに上げる動きが広がっているようです。 AERA dot (2021年6月7日号の記事)には、「『正しいものに〇をつけましょう』という問題がありますが、鉛 […]
66.「意味調べ」の意味
こどものみならず、私たち大人も日常的に「意味調べ」をしています。 しかし、大人のそれは、辞書を使っての「意味調べ」とは異なり、Yahoo!やGoogleの「検索キーワード」を使い、短時間で「答え」にたどり着くための「意味 […]
55.新聞を読んで話し合いをしよう
私たちインフィニットマインドが小学生から中学生を対象に直営教室で開講している「語彙力読解力養成講座」では、小学校4年生以上は「朝日小学生新聞」を教材として使用しています。受講生は朝日小学生新聞のコラムを音読、意味調べ、表 […]
53.読解に関するデータ_中学一年生
小学生から高校生が利用しているWebトレーニング「読む蔵(よむぞう)」は、語彙力と読解力を高めるトレーニングです。デジタル教材ならではの特性を生かして受講生の「読み方のクセ」がデータで分析できます。 下のグラフは「読む蔵 […]
52.読解力とワーキングメモリ
私たちが提供している『読解力養成講座』受講生の保護者様から、その学習効果について様々な声をお寄せいただいています。 『自分から本を読むようになった』『問いに的確に答えることができるようになった』『学力テストの点数が大幅に […]
51.伝染病予防
暦のずれの影響により、今年の節分は本日ではなく、124年ぶりに昨日2月2日となる珍しい年でした。 さかのぼること124年・・・当時はどんな出来事があったのでしょうか。調べてみると、興味深い記事にたどり着きました。 当時は […]
50.「読み聞かせ」に「やり取り」を
『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』(加藤映子著 かんき出版)に『ダイアロジックリーディング』という手法が紹介されています。 こどもに読み聞かせをする時に、日本では一般的に聞き手であるこどもは受け身です。一方、アメリカ […]
49.聞く力を鍛える-聞き取りとワーキングメモリのトレーニング-
「算数センスを伸ばす本(AERA with Kids)」脳科学者の加藤俊徳先生の引用です。 「注意深く聞いて、聞く力が高い子は学校の成績も伸びます。これも赤ちゃんを例にすると、たとえばお母さんが話しかけてあげることで、赤 […]
48.簡易版HUCRoW(フクロウ)について
株式会社インフィニットマインドが事務局を務めています一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会では、新小学一年生を対象とする2種類のゲームを無料で提供しています。(2021年1月時点) この2種類のゲームは、広島大学の湯澤 […]
47.理科実験研究ポスター総選挙2020 結果の速報
理科実験講座【サイエンスFiVE】の研究ポスター総選挙の受賞者は以下の方々が選出されました。 ●小学6年の部1位 「炎色反応」エデュパーク宇品校 ・森下夢加さん2位 「酸素を作ってみよう!」全教研久留米本部教室・日比生康 […]
46.賢くなる暗算シリーズ-Coming Soon-
私たちインフィニットマインドは、『脳力道場』(澤口俊之先生と共同開発)をはじめ、完全オリジナルの家庭学習用教材『ワーキングメモリトレーニングシリーズ』(冊子教材、プレ編5冊、基本編5冊)を発行してきましたが、この度、ワー […]
45.学研教室「ことばパーク」
株式会社学研エデュケーショナルが運営する「学研教室」といえば、言わずと知れた全国にある学習教室です。その学研教室で「ことばパーク」というオンライン双方向型の講座が開講しています。実は、その講座の一部は当社がカリキュラム等 […]
44.授業に「参加」ができていない!?
こちらは『学びの階層モデル』(2013小貫)を広島大学大学院教授で一般社団ワーキングメモリ教育推進協会の湯澤正通先生が簡易的に表現したものです。 授業での『学びの階層モデル』において、「参加」⇒「理解」⇒「習得」⇒「活用 […]
43.幅広い読書が「思考力・創造性」にプラス効果
株式会社ベネッセコーポレーションの社内シンクタンクであるベネッセ教育総合研究所の発表によると、『一年間に幅広い種類の読書をした子どもほど、興味や知識の広がり、考える力(思考力)の向上、創造性の涵養などさまざまな力の高まり […]
42.ワーキングメモリと暗算
『ワーキングメモリは短期記憶の中でも特殊な機能を持っている。「使うための記憶」ということである。一般的な短期記憶というものは、必ずしも「使う」とは限らない。(中略)ワーキングメモリのいい例は、暗算である。暗算はいくつかの […]
41.読解力の指標と分析に関するレポート【小学5年生】
インフィニットマインドでは、受講生や保護者様、指導者の方々がこどもの学習目標を設定するあたり、その指標にお役立ていただけるよう『読解力の指標と分析に関するレポートVol.2』を発行しています。 語彙力、読解力を高めるウェ […]
40.脳力道場-CD版-のサポートについて
『脳力道場』は、当社が15年程前に澤口俊之氏とリリースした脳のワーキングメモリに働きかけるオリジナルトレーニングです。リリース当時はご自宅で取り組んでいただけるCD版のみのご提供でしたが、現在は個人にIDやパスワードを付 […]
39.今日から読書週間
本日10月27日から11月9日までの2週間は【読書週間】です。 本日の読売新聞朝刊によりますと、新型コロナの感染が拡大した後の読書時間について、「変わらない」が79%を占める一方、「増えた」が12%だったと報じられていま […]
38.【一般社団法人WM教育推進協会】Working Memory Journal 知識編①の発行
一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会(代表理事:湯澤正通)では、『ワーキングメモリ』の理解を広げ、『ワーキングメモリの特性から「子どもの学びの個性」を見出す』ことをも目的として、『Working Memory Jou […]
37.【脳力道場】Working Memory Journal -データ編①-の発行
『脳力道場』は、当社が15年程前に澤口俊之氏とリリースした脳のワーキングメモリに働きかける当社のオリジナルトレーニングです。リリース当時はご自宅で取り組んでいただけるCD版のみのご提供でしたが、現在は個人にIDやパスワー […]
36.いまも大切!江戸時代の学び方
江戸時代に寺子屋で活用されていた学習方法をご紹介します。 まず【素読(そどく)】です。これは、意味が分からなくても声に出して読み上げ覚え込む、という学習方法です。 素読の後は【返読(へんどく)】です。教師の横で繰り返し音 […]
35.ワーキングメモリのトレーニング【聞き取り】
国語も英語も言語活動の一環です。言語活動では、聞く、話す、読む、書くの四技能のサイクルを回して身につけることが基本的な学び方です。 最近では、中学校の国語科の定期試験において「聞き取り」が出題されるようになりました。「聞 […]
34.読解力とワーキングメモリ
こちらは、当社の技術顧問を長らくしていただいた澤口俊之先生の著書『発達障害の改善と予防』『幼児教育と脳』に書かれていた内容です。 わたしたちは、子どもの基礎学習”脳”力として、語彙力や読解力のトレーニングを提供しています […]