InfiniTV03
99.算数の「つまずき」チェック問題
一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会が「算数のつまずきチェック問題」を無料で公開しています。 パターン学習で培った算数の力は、小学4年生あたりで「カベ」にぶつかる場合があり、それは「算数の基礎」が養われていないことが […]
98.統計入門・データの活用
諸外国では、データを探索し、傾向を捉え、データに基づいて判断や提案をする力の育成が図られています。 『この町では、ここ何年かの間に多くの交通事故が起きている。議会は10万ポンドを計上して交通事故による死者数の数を減らす対 […]
97.人間の能力を低下させる「脅威」
Harvard Business Review の記事『自分の脳について無知なままでは、不確実性に対処することはできない』では、不確実性が増す日常において、それが生み出す脅威が人間の能力を低下させる、と分析しています。 […]
96.関連づけできる記憶
『Appleのデジタル教育』(かんき出版)の一節「関連づけできる記憶」には次の記載があります。 2014年、スタンフォード大学医学部で、年齢が異なる子どもの算数問題の解き方に関する調査が実施されました。すると、小学校低学 […]
95.漢字の「読み」と「書き」
『教室の中のワーキングメモリ』(河村暁、明治図書)には、漢字の「読み」と「書き」について以下のようにわかりやすく解説されています。(一部表現を変えています) 日常生活や学習の中では様々な種類の情報を一時的に記憶することが […]
94.音読(すらすら読めること)は学習の前提
文部科学省のホームページには「音読」について多くの情報が公開されています。文部科学省「音読」のページ「すらすら読み」の箇所を以下にまとめました。 すらすら読めることは「学習の前提」であり、すらすら読めること自体が国語学力 […]
93.菊を作るように子どもを教育してはならない
『教え方のプロ・向山洋一全集⑫家庭教育の指針』(明治図書)には、「子どもを育てるポイント」として以下が記載された章があります。 今から300年以上前に江戸時代の儒学者である細井平洲さんが「教育」について次のように言ってい […]
92.より良くワーキングメモリを働かせるために
学研が公開している、知育にまつわるお役立ち情報サイト「りんごちゃんのおけいこラボ」に『小学校入学準備に勉強よりも大切な力とは?』と題したコラムが掲載されています。 りんごちゃんのおけいこラボ これは、当社のスタッフであり […]
91.オンライン学習で学びを深める
自宅ではなかなか勉強が続かない…集中が続かない…こうした保護者様の悩みは「永遠の課題」のようです。 こうした悩みに対するひとつの解として「オンライン」での学びが広く認知され、その強みを生かして家庭(自宅)学習を加速させ、 […]
90.「思考のレベル」を評価する時代へ
『受験と進学の新常識』(おおたとしまさ著, 新潮新書)には、「世界標準の思考力」として首都圏中学模試センターが公開している「思考コード」が紹介されています。 知識や思考力という概念に枠組みを与える試みとして海外(特に欧米 […]
89.むやみに褒めるとマイナス!?
2021.8.23毎日新聞の記事「受験のトビラ」で「心の知能指数高めてあげて」と題した心理学博士の榎本博明さんのメッセージを紹介します。 『ほめることは効果がありますか?』の問いに対して榎本さんは以下のように答えています […]
88.大人が知っておきたい「微細運動障害」
『取り戻せ!教育力』(向山洋一著)には、「教師が絶対に理解しておくべきこと」として、『「できない子」のかなりの割合を発達障害の子どもが占めている事実』を挙げています。 個人差があることをことわったうえで、ADHD(注意欠 […]
87.知識の「量」と「活用」
大学入学試験の「共通テスト」が変化をしています。下は、2021年「共通テスト」の英語科の問題です。英語科では、従来の発音や単語の問題は出題されなくなっています。 変化した一例が以下のスマホによるメールのやり取りです。bl […]
86.テストは記憶の定着を促す
あることを正確に覚えているかどうかを調べる記憶テストは、私たちが既に学んだ内容を長期記憶から呼び出す(想起する)練習になるため、効果を持つのです。 このテスト効果はレディガーとカルピックによって報告されています。大学生を […]
85.PISA2021 Creative Thinking Framework
学習到達度調査(Programme for International Student Assessment, PISA)は、経済協力開発機構(OECD)による国際的な生徒の学習到達度調査のことです。15歳の生徒を対象に […]
84.成績アップに「音読」を
『国語を得意にするうえで最も重要なこととは何でしょうか? それは、最後まで文章を読みきることです。国語の読解問題では、文章の内容を正しく読み取り、設問に正しく答えることが求められるからです。しかしすべての受験生が読解問題 […]
83.子どもの睡眠
厚生労働省の『e-ヘルスネット』には、子どもの睡眠について詳しく書かれています。 『小児の睡眠不足や睡眠障害が持続すると、肥満や生活習慣病(糖尿病・高血圧)、うつ病などの発症率を高めたり症状を増悪させたりする危険性があり […]
82.流動性知能と結晶性知能
何やら小難しそうなタイトルですが、人の知能はふたつに分けられている、というお話です。『マンガでわかる脳と心の科学』(池田書店)には、以下のようにわかりやすくまとめられています。 『「流動性知能」とは、計算力や暗記力、集中 […]
81.「非認知能力」とストレス
「非認知能力」とは、粘り強く取り組む力や、内発的に物事に取り組もうとする意欲など、子どもの将来や人生を豊かにする一連の能力のことで、「心のOS(オペレーティングシステム)」とも言われています。 (詳しくはコチラにわかりや […]
80.AI時代を生きるための『読解力』とは
国立情報学研究所新井紀子氏の教育再生実行会議資料である以下のデータがインターネットで公開されています。 AI時代を生きるための『読解力』とは 新井氏は、ビジネス書大賞2019大賞受賞となった『AI vs 教科書が読めない […]
79.「ロボット相撲」でつながる世界
皆様におかれましては、コロナ禍で外出がままならず、ストレスを抱えてお過ごしのことと思います。本日、こちら福岡は台風の影響で多くの学校は休校となっています。 マレーシアやベトナムの私たちのパートナー企業の方とお話をしたとこ […]
78.ワーキングメモリの個性に合った「間違い直し」
「1辺が12cmの正方形と面積が等しい長方形をかきます。長方形の縦の長さを8cmにすると、横は何cmにすればよいでしょう。」という算数の問題にお子様(生徒様)が不正解だったとします。 そのお子様(生徒様)に、どのように間 […]
77.「やりっぱなし」と「やらせっぱなし」にならぬよう
下の図は、Webトレーニング『読む蔵』に取り組んだ小学4年生の2021年4月から7月の推移です。満点を取るまでに国語の文章の「本文と問いを行き来した回数」です。 回数が多いほど「行き来した回数」が多いため、効率の良い読み […]
76.読解力の指標と分析に関するレポートVol.5
Webトレーニングシステム『読む蔵』(小学4年生~高校3年生対象)を受講している全国の子どもたちのデータをまとめました。Vol.5となります今回は【小学4年生】の結果です。 『読解力の指標と分析に関するレポートVol.5 […]
75.オンライン学習
お子様の教室・スクールを検討する際、保護者の方々は足を運ぶことができる距離的・時間的範囲で教室・スクールを選んでこられたことと思います。 しかし、コロナ禍において「オンライン学習」という新しい学び方に多くの人が気づくこと […]
74.「わかりやすいこと」と「ワーキングメモリを使うこと」
公教育の現場等において、「ワーキングメモリを使うこと」が少なくなっているようです。ここでは、それが良い、悪い、という話をするものではありません。 公教育の現場等では、先生方は、複数のそして様々な子どもたちの価値観や特性に […]
73.「読解力」「思考力」「表現力」を身につけるために
子どもたちの学習に携わる私たちにとって、学校教育の方向性を知ることも大切です。 新学習指導要領が既にスタートしていますが、学校教育法では、以下が定められています。『第30条 2 前項の場合においては,生涯にわたり学習する […]
72.学習は「入力」と「出力」の繰り返し
養老孟司先生の動画 こちらの動画では、私たち「教育」に関わる者にとって、とても大切なことが養老孟司先生から語られています。 ・「入力(インプット)」は五感から・「出力(アウトプット)」は運動で入力と出力の間に脳を中心とす […]
71.読解には知識が不可欠
背景知識は、他の人が話していることや書いたことを理解するための助けになります。 知り合いの人からメールで「あなたの娘さんが”イェグ”と付き合っているみたい」と言われても、”イェグ”という言葉が長期記憶になければ話が理解で […]
70.語彙力を育む
こどもの読解力を高めるには、「語彙力」と「ワーキングメモリ」がカギとなります。「語彙力がカギ」とは「語彙の量を増やす」だけではありません。 「語彙力」を以下の4つに分類して捉えることが大切です。(引用:『語彙-言葉を広げ […]
69.人が最も効率よく学習できる三条件-ミネルバ大学から-
サンフランシスコに拠点を置き、「21世紀最初のエリート大学」として設立されたミネルバ大学(Minerva Schools at KGI)は、以下の特徴があります。 ・校舎がない・教師は講義もテストもしない・授業は全てオン […]
68.教科書に出てくる「語数」
『国語教師のための語彙指導入門』(鈴木一史著 明治図書)は、子どもたちの語彙力について、データに基づいて定量的に分析がされています。 第一章の「言葉と語彙」には、小学校1年生から高校1年生のすべての科目の教科書を調査した […]
67.子どもの「手書き離れ」
こどもたちの文字が薄いために、小学校で鉛筆の濃さの指定をHBから2Bに上げる動きが広がっているようです。 AERA dot (2021年6月7日号の記事)には、「『正しいものに〇をつけましょう』という問題がありますが、鉛 […]