125.子どもの「発達」を軸に考える

子どもが育つ力の原点は「自己肯定感」であることは言うまでもありません。この土台こそが、健やかな成長に欠かせません。

私たちは子どもの教育に関わる仕事をしているため、「学習」「勉強」「テスト」等、主に「認知能力」の領域でのお話をすることが多いのですが、学習面に限らず「子どもの発達」の一翼を(微力ながら)担っているという視点を忘れてはいけません。


ここでは「子どもの発達」を3つの領域に分けており、先に述べた「認知能力」の領域とは、「知的・言語的発達」の一部に過ぎません。

「身体的発達」において警鐘が鳴らされている「体幹」の問題は学習面において影響があると考えられています。つまり、背筋が伸びていない姿勢では、酸素が脳に届きにくく学習に集中できない可能性が高いと言われています。

このように子どもの「発達」を軸に、子どもに関わる大人が多面的に理解をして情報共有をしていくこと、そして「自己肯定感」を高める働きかけが今後はさらに必要になると私たちは考えています。


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