104.教科書の音読を
新型コロナの感染拡大が続いており、子どもたちを取り巻く環境もまた慌ただしくなってきました。子どもたちがマスクの着用をしなければならないなどの制限付きの生活を余儀なくされて2年を迎えようとしています。
このような状況でこそ、ご自宅で「学習の基盤を確かなものにする」取り組みができるのではないか、との思いで当社ではオンラインセミナー等を通した情報発信に取り組んでいます。先日のセミナー(1/27開催)では、「読解力を高める学び方」と題して、3つのアプローチをご紹介しました。
・聞き取り
・音読
・ワーキングメモリのトレーニング
ご参加いただいた方々には、これらが「一連の流れ」であることがご理解いただけたことと思います。どのアプローチも学校の教科書を使って取り組むことができるものばかりですので、ぜひ繰り返し取り組んでください。
こちらは投影した資料の一部です。「音読」は文字や語彙習得のつまずきを確かめる手段としても適しています。
文部科学省のHPによると「すらすら読み」は学習の前提です。ぜひ何度も音読をして、すらすら読めるように取り組んでください。国語科のみならず他の教科においても、次年度への最適な準備となることでしょう。
#教育コラム104