48.簡易版HUCRoW(フクロウ)について

株式会社インフィニットマインドが事務局を務めています一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会では、新小学一年生を対象とする2種類のゲームを無料で提供しています。(2021年1月時点)

この2種類のゲームは、広島大学の湯澤正通先生が開発した「HUCRoW(フクロウ)」の簡易版です。

この2種類のゲームに取り組むことで、お子さまが【言語情報で学ぶのが得意なのか(言語性ワーキングメモリ)】【視空間情報で学ぶのが得意なのか(視空間性ワーキングメモリ)】という特徴がわかります。かみ砕いて表現しますと【見る方が得意なのか】【聞く方が得意なのか】ということです。

例えば、漢字を覚えるときに、やみくもに書きなぐって覚えてもなかなか覚えられない場合があります。子どもの特徴に合ったアドバイスをすることで、子どもの覚え方は大きく変わります。

「受」という文字を例にしますと、言語性が強いお子さまは「ノツワ又のうけつけ」と音で覚えると情報が入りやすいでしょう。一方、視空間性が強いお子さまは「うけつけに3人のひとがいて、つくえの下にはながいいすがあった」と図を添えて見せることで情報が入りやすくなるでしょう。

このように、子どもの学びの特性を知ることで、子どもたちが学びを進めやすくなります。「簡易版HUCRoW」の結果表及び結果表をもとにしたアドバイスまでを無料で提供しています。

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