34.読解力とワーキングメモリ

こちらは、当社の技術顧問を長らくしていただいた澤口俊之先生の著書『発達障害の改善と予防』『幼児教育と脳』に書かれていた内容です。


わたしたちは、子どもの基礎学習”脳”力として、語彙力や読解力のトレーニングを提供しています。各種トレーニングの中心に「ワーキングメモリにはたらきかけること」を据えており、一人ひとり異なる脳の個性に合わせて、時間をかけてじっくりと取り組んでいます。

正しく正確に情報を読み取る際に、私たちは脳内で過去の経験や体験から情報を引き出して文章を理解しています。これらはワーキングメモリのはたらきなしにはなしえません。

こどもも大人もワーキングメモリを使う機会が減りつつある現代において、あえてワーキングメモリを使う時間を持つことが学習効果を高める第一歩になると考えています。

#教育コラム34