国立情報学研究所新井紀子氏の教育再生実行会議資料である以下のデータがインターネットで公開されています。
AI時代を生きるための『読解力』とは
新井氏は、ビジネス書大賞2019大賞受賞となった『AI vs 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新聞社, 2018)等の書籍の発行や
講演会、セミナー等で『AIと読解力』に関する発信をしておられます。
興味深いのは、AIは意味が理解できない(大規模データと深層学習によりできることもある)にもかかわらず、
意味が理解できるはずの高校生がAIに敗れるのか、という展開です。
そして、新井氏のテストRST(Reading Skill Test)の結果から、
測定された読解能力により進学できる高校の偏差値を決定している可能性が高い、としており、
『中学を卒業するまでに中学校の教科書を読めるようにすることが公教育の最重要課題である』と締めくくられています。
私たちは、幼稚園年長、小学生から読解力の向上を図る学習カリキュラムを開発して提供しています。
「質」を追求し、これまでと変わらないこと、これから求められること、共に視野に入れて多くの子どもたちに届けていきたいと思います。