『AI時代の読む力』(宝島社 出口汪・木村達哉著)にタイトルの表現があり、国語教育及び英語教育に必要な視点であるとあらためて考えさせられました。

大学入学共通テストでの「記述式」が一旦は見送られることになったものの、その重要性は失われていません。
テスト対策だけを視野に入れた「学習」は将来的に価値を生み出さないといっても過言ではないでしょう。

英語入試においては”英語4技能(読む、書く、聞く、話す)”が打ち出されていますが、スピーキング力を磨く前に
『私たちは知識がないと話せない』という前提に目を向け、話す中身、コンテンツを大切にしたいところです。

自分の知識レベルを上げる、思考レベルを上げるようなことをまず日本語でしっかりとすることが、ひいては英語学習においても必要です。人は言葉で思考する、という前提にも再度目を向けたいと思います。

次年度に向けて、英語をしっかりと読めるようになる、という点に絞った学習の場をご提供することになるかもしれません。詳しくは追ってご紹介をさせていただきます。