広島大学大学院の湯澤正通先生と福丸奈津子先生の研究によると、
『学年が上がるにつれて、ワーキングメモリの容量が大きい児童と小さい児童の間の自己評価の差が大きくなり、
ワーキングメモリの容量が小さい児童は、自分のことを過大評価しがちである、ということがわかった。』とあります。
そして、『このことは、学年が上がるにつれて「わかったつもり」でいる児童が多くなっていることも示唆している』と続いています。
児童ひとりひとりの特性を把握して、大人が児童の「つもり」に気づいて学習支援をしていくことが必要だと思います。