以下は、Webトレーニング『読む蔵』に取り組んだ小学4年生の2021年4月から7月の推移です。
満点を取るまでに国語の文章の「本文と問いを行き来した回数」です。
回数が多いほど「行き来した回数」が多いため、効率の良い読み方をしていないということになります。
文章を読んでその内容を記憶できていない、と言い換えることもできます。
子どもの学習者は、学習へのモチベーションを「外因的に動機づけられている」と成人教育者マルコム・ノウルズは定義しています。
例)成績の競争、失敗した結果等…
結果表の場合、大人の指導者は4月~6月が平均より良いスコアであることをまず褒めたうえで、
2月、3月が多い理由(作品のジャンルが苦手なものであったか等)を子どもと一緒に探すような面談をすると良いでしょう。
子どもたちが「やりっぱなし」にならぬよう、かつ、大人たちも「やらせっぱなし」にならぬよう、子どもたちの学習環境を整えていきたいものです。
子どもたちが自信を持つべきところは持ち、
課題がある場合はその課題を子どもたちが正しく認識し、その課題を解決する方法をスケジュールを立てて明確にすることで
子どもたちはきっと前向きに取り組むでしょう。